オタクが征く

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川井リカの光と影 ~ワンダーエッグ・プライオリティ~3話「裸のナイフ」感想考察会~

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こんにちは、オタクが征くです。

 

前回に引き続きワンダーエッグプライオリティ3話の感想考察ブログを書いていきます。

そろそろワンエグの見方が分かって来てアニメ視聴が楽しくなってきました。

今回は癖のある子「川井リカ」を中心に取り上げます。

彼女の光の部分と影の部分を考察してみたら面白かったです。 

 

それではどうぞ!

 

 

川井リカ

川井リカは元ジュニアアイドル、いつも楽しそうにヘラヘラと笑っている女の子です。

性格は明るめでわがまま、自分さえ良ければいいと考えている子で、助けたい女の子「ちえみ」も、友達だから助けるのではなく、自分にお金を払ってくれる「金づる」だから助けると豪語しています。

 

悪い大人達に少ないファン

アイドルは表ではキラキラしている反面、裏では表に出せないドロドロしたものが広がっている精神的にキツイ仕事です。

ファンの数という明確な数字でメンバーの優劣が付き、かわいいから下心のある大人に絡まれる。アイドルは若い人が多く、大人と戦う力を持っていないので、裏で理不尽な扱いを受けることがあります。

3話ではリカが大人から受けた理不尽は深く紹介されてはいませんでしたが、色々被害を受けていると思います。

現実世界でもアイドルが事務所やマネージャー、プロデューサーの「大人たち」に理不尽な扱いを受けてニュースになることがあります。

 

そして握手会の様子からリカのファンはちえみしかいなかったようです。

握手会で目に見えて人気に優劣が付き、リカ自身もアイドル現役時代は深く傷ついたのではないでしょうか。

傷ついたというのは、自分を応援してくれる人が少ないことも勿論のこと、アイドルグループ内でファン数の格差によるイジメを受けていたという可能性も考えられます。

 

こんなことを思春期という多感な時期に受けていた為、リカがリストカットという凶行に走ってしまうのも理解できます。

 

余談

リストカットについてはこちら
厚生労働省のサイトです。

リストカット|こんな症状ありませんか?|みんなのメンタルヘルス総合サイト

 

明るい女の子

悪い大人達に囲まれ、強いストレスを受けて来たリカ。

そんな彼女はストレスを浴びすぎて一周回って明るい性格になったのだと思います。

 

ストレスを浴び続けるなか、彼女はこう考えたと思います。

「この理不尽から反抗することもできず、抜け出す方法はないから、少しでも楽になりたいのなら、明るく生きた方がいいいんじゃないか」

人生は明るく生きた方が得です。

明るく日々を過ごせば、自分の感じるストレスも小さくなります。

リカは自分自身を守る為に、明るい性格になったのではないでしょうか?

 

現実的な女の子

リカは明るさを備えつつ、現実的な考え方をします。

この価値観ができたのもアイドル現役の時でしょう。

 

「金づる」「私たちまだ若いから」
「美人は財布を持つ必要ない」

ファンは結局の所金づるですし、若いと病気の治りが速いし、美人はおごってもらうことが多いです。

確かに全部事実ですが、中学生が発するような言葉ではありません。

大人の人が発するような言葉です。

 

リカはアイドルだったので、大人の人とコミュニケーションを取ることが多かったと思います。

その中には利益しか考えていない大人もいたと思います。

そんな人と触れ合うことによって、リカに大人で現実的な考え方が身に着いたのではないでしょうか。

 

理屈と感情で揺らぐ

現実的な考えを持っている彼女。

しかし、彼女の発言を見ていると、

「私は現実的に物を考える人だ」

と自分自身に言い聞かせているように感じました。

理想や感情で動いていると、周りの大人に利用される為、リカの理想の姿は現実的に考える人なのではないでしょうか。

 

その理想に近づける為、強気の発言をして、自分自身を洗脳しているのではないでしょうか?

とはいえ、ちえみの為に身体を張ったり、わざわざ葬式に行っている所を見ると、年相応の思いやりや熱い想いが見え隠れしていますね。

 

余談

アイドルがファンの葬式行く所を見て、AKB48のとあるエピソードを思い出しました。

簡単に説明すると、AKB黎明期に、熱狂的なファンが突然死してしまい、そのファンが応援していたアイドルが葬式に来たり、彼を意識したような曲が発表されたというエピソードです。

興味があれば、

AKB48 ライダー」と検索してみて下さい。

 

沢木先生

前回からなにか怪しい雰囲気を出している先生。

アイが家に帰っていたら、毎度のように家にいるし、言動に裏を感じます。

と、思っていたら教室で小糸ちゃんと抱き合っている先生!

2人はなにか普通じゃない関係のようです。

小糸ちゃんと一緒にいる人

おそらくアイの担任でしょう。

おそらく2人は恋愛関係もしくは一線を超えているかもしれません。

後ろの通りがかった人に小糸ちゃんが着いていくシーンが意味深です。

また、回想で担任が小糸ちゃんを贔屓していることも示唆されていたので、一般的な先生と生徒の関係ではないと予想しています。

 

後は、脚本の野島さんが過去、先生と生徒の恋愛、レ〇プ、近〇相関というセンシティブなテーマのドラマを描いていたことが理由です。

(小糸ちゃんがイジメで服を脱がされたと考えた理由もこれです。)

ワンエグでもこのようなテーマを扱ってくる可能性はありえると思います。

 

 (前回2話 感想考察ブログより)

 自分の予想もあながち間違っていないのかもしれません。

 

余談

昔、中学生の時に先生と一度デートしたと言っていた人と話したことがあります。

自分の周りに先生と生徒を超えた関係を持ったことがある人がいることに驚いた記憶があります。

自分は全く理解できませんが、年頃の女子生徒はそういうものなのかもしれませんね。

沢木先生と小糸ちゃんのような関係を持っている人は世の中には結構多いのかも?

 

3話の感想

今回はリカを中心にまとめてみました。

1話の訳が分からない時と比べて、アニメが何を表現したいのか段々と理解してきました。

先生と生徒の関係や、アイとねいるがSNSでリカの影口を言っていたりと、年頃の女の子の特徴をよく捉えていると思います。

 

そして3話では、ミテミヌフリの戦闘シーンが光っていました。

双剣の戦いはかっこいいですね!男のロマンです。

自分はリカの戦闘スタイルや声、性格は結構好きです。いわゆる「推し」かもしれません。

 

今回のワンダーキラー戦は次回に持ち越しでした。

石化したリカはどうなってしまうのか?次回も楽しみです!

 

 

※前回2話「友達の条件」感想はこちら※

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※次回4話「カラフル・ガールズ」感想はこちら※

準備中

 

 

1話「子供の領分

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