(第10話)虹ヶ咲スクールアイドル同好会アニメ「夏、はじまる」感想会
スクールアイドルフェスティバル始動!
こんにちは、オタクが征くです。
12月に入り、そろそろ年末が近づいてくる月になりました。
今回は10話の感想会です。
9人の話が全部終わり、これから合宿しながらこれからの同好会が話されるストーリーでしたね。
今回は見どころ、気になったところを段落でまとめました。
それではどうぞ!
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高咲侑回
今までは1~9話で一人一人にスポットを当てたストーリーでした。
そして今回10話は合宿会、これからの同好会にスポット当てた話だったのですが、同時に侑ちゃんに関してもスポットが当たっているように感じました。
愛さんはどのようなスクールアイドルを目指すか悩み、りなりーは自分の表情に悩み、せつ菜は自分の大好きを貫くことを辞めたことに苦悩するというように、侑ちゃん自身も自分のやりたいことがはっきりと定まっていないことに悩んでいました。
悩むというより、やりたいことが定まっている同好会のみんなを羨ましがっていたという方が正しいかも
そんな彼女が熱を持って楽しめること...
勿論スクールアイドルです。
それも、自分自身がステージに立つのではなく、応援する側として。
せつ菜をスクールアイドルの道へ戻したのも、侑ちゃんが歌を聴きたかったという個人的な、わがままな理由でした。スクールアイドルをファンとして応援することが大好きです。
1~9話で様々なライブを観て、ステージと周りが一体となる感覚にトキメキを感じた侑ちゃんは、虹ヶ咲だけではなく、東雲、藤黄を含め、スクールアイドルを大好きなみんなを巻き込んだ大きなライブ「スクールアイドルフェスティバル」を作ることになりました。
侑ちゃんが感じたトキメキをスクールアイドル本人やまだスクールアイドルを知らない人にも分けてあげたいという熱意はラブライバーの1人である自分も理解できます。
ラブライブを知らない人には素晴らしさを全部伝えたいし、演者の皆さんにはステージ上ではできるだけ楽しんでほしい思いはあります。
改めて侑ちゃんは自分たちスクールアイドルファンに近い目線を持っているキャラクターだと思いました。
せつ菜
よくよく考えたら、侑ちゃんに一番救われたのは歩夢を除いたらせつ菜かもしれませんね。
他の子は侑と同じ同好会メンバーが助けてくれたのに対し、せつ菜は同好会と関わらず孤立していましたし、自分の好きを自分自身で否定したのに、侑ちゃんが否定した好きを肯定してくれたし、好きが失われるぐらいなら、ラブライブに出なくていいとまで言ってくれました。
せつ菜を救ってくれた侑ちゃん、侑ちゃんがスクールアイドルの道へ入るきっかけとなったせつ菜、お互いがお互いに大きな影響を与え合っているように感じます。
音楽室のシーンで歩夢以外で侑と2人きりになる人がせつ菜だったのは納得しました。
そして今回のせつ菜はリーダーシップを発揮する場面がたくさんありました。
せつ菜は1度ラブライブ出場に向けてリーダーシップをとった結果、同好会を壊滅寸前まで追いつめてしまったことがあります。
そんな彼女が合宿がより良いものになるようにと同好会を仕切っています。
過去に自分の仕切りによって失敗したのにも関わらず、リーダーシップを発揮しているのは、せつ菜が同好会に対して気を遣わなくていいと思っているからでしょうね。
そして、以前のせつ菜と比べて丸い性格になったような気がします。1年生組と3年生組が肝試しで遊んでいた時は注意しましたが、大ごとにはせず、次の日のランニングで鬼ごっこに変わった時も無理やり止めるのではなく、自分もノリノリで参加する柔軟さが見られました。
同好会のみんながせつ菜のことを認めているだけでなく、せつ菜自身も3話の経験から相手の好き、やりたいを否定しないことを意識ているのでしょうね。
歩夢
せつ菜と侑ちゃんが一緒にいるところを見てしまった歩夢。
それ以降暗い表情が目立つようになりました。
元々は侑ちゃんと歩夢の2人でスクールアイドルをやるつもりでしたが、侑ちゃんが同好会全体を引っ張るようになってから、侑ちゃんと2人やっていきたい歩夢と、スクールアイドルの素晴らしさをもっと広めたい侑ちゃん、2人の間に温度差ができていました。
夏合宿
以前より自己主張をするようになったしずく、活動中にも眠らなくなった彼方ちゃん(家事の負担が減ったのかな?)、ダジャレに挑戦したい愛さん、配信ライブで離れた人とも繋がりたいりなりー、1~9話を乗り越えた彼女たちの成長が見られたのは良かったですね。
そして、1年生組がお化けの仮装して驚かそうといたずらしたり、逆に3年生組にやり返されたりと、練習の様子だけではなく同好会の仲の良さが良く表れている描写も多くありました。
あとがき
今までスクールアイドル1人1人について深堀してきましたが、今回は同好会のこれからや侑ちゃんのやりたいことを深堀していくストーリーでしたね。
そして今までスルーされてきた侑ちゃんと歩夢の関係性についても描かれていました。
侑ちゃんが本格的に同好会に関わるようになり、2人の中でスクールアイドルに対して温度差ができていることが分かりました。
10話以降は同好会全体の動きと侑ちゃんと歩夢の関係メインの話になりそうですね。
それ以外でも、3話より同好会が仲良くなっていることが分かるシーンが多くあり、見ていてほっこりしました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
次回も楽しんでいきましょう!
※前回9話「仲間でライバル」感想はこちら※
※次回11話「みんなの夢、私の夢」感想はこちら※