(第8話)虹ヶ咲スクールアイドル同好会アニメ「しずく、モノクローム」感想会
「本当の私を、見てください!」
こんにちは、オタクが征くです。
今回はしずくちゃんの出番になります。
全体的に難しい内容で自分の中で整理する時間が必要でしたが、完璧とは言えずとも言葉で表すことができました。
もしよろしければ、見ていってください。
それではどうぞ!!!
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演劇+スクールアイドル
しずくちゃんと言えば、スクールアイドルの他にも演劇部に所属しています。
今回のアニメではしずくちゃんの内面を演劇で表現したり、公演中に新曲を披露したり、演劇とスクールアイドル両方できる、しずくちゃんらしいアニメ演出でした。
演じている自分を白しずく、本心を黒しずくと2つに分け、終盤で本心をさらけ出す勇気を持ったしずくの衣装が灰色ではなく、黒と白に明確に分けた上で合わせて、白も黒も本当の自分、お互いを否定せず受け入れる姿勢を持ったしずくをこのような色分けで表したのはいい演出だと思いました。
あと、細かい所ですが、アニメ冒頭のセリフと終盤の舞台で発したセリフは同じものでしたが、再度アニメを見返していたら声のトーンが違うことに気が付きました。
ある町の、ある劇場に、一人の少女がいました
彼女の夢は、この町1番の歌手になること
そしてたくさんの人に歌を届けること
あなたの、理想のヒロインになりたいんです
冒頭のセリフは全体的に落ち着いていて、しずくちゃんが考える理想のヒロインを「演じて」いるように感じます。
対して終盤のセリフでは少し明るめになっていて、最後の「理想のヒロインになりたいんです」のセリフには冒頭のものと比べると、必死さが伝わってきます。
絶対にあなたのヒロインになりたい!という本心がにじみ出ているように感じました。
Q.なぜかすみんだったのか
A.しずかすだから。
確かにそうなんですけど、ちょっと待って。
ご存じの通り、かすみんは2話で様々なかわいいを認め、4話でせつ菜と一緒に今後の同好会の相談を持ち掛けられるまで大きく成長しました。
今のかすみんは、りなりーに勇気を与えることができるように、人に勇気を与えられる一種のリーダーになっていると自分は思います。
そんな彼女が同好会のメンバーで、しかも同じ1年生、廃部前も一緒に活動した仲であるしずくちゃんを心配しない訳ないです。
リーダー格である穂乃果が、頑固で一歩を踏み出せない絵里に手を伸ばし、やりたいことをやる勇気を与えたように、リーダー格で、同学年のかすみんが頑固なしずくに自分をさらけ出す勇気を与えたのです。
精神的に成長したかすみんが悩んでいるしずくの背中を押すという、キャラクターの大きな成長をしずかす尊い。の一言で片づけるのは非常にもったいないと思いませんか?と自分は思う訳です。
(自分も最初は、しずかす!しずかす!と呟いていましたが.......)
Q.なぜかすみんだったのか
A.しずくちゃんのかわいいも認めていて、同学年で廃部前も一緒に活動していた仲だったから助けたいと思うのは当然ではないのか。しずくに勇気を与えられるのはかすみんしかできない仕事だった。
自分はそう答えます。
今回しずくを救ったのはかすみんなんだけど、しずくの異常に気付いた理由がしずかす(カップリングの関係)じゃなくて、同好会を支えるリーダー格にまで成長したかすみんの部員への気配りによるものだと捉えたい
— ヒロ(・8・) (@hirosi258fa) 2020年11月21日
#虹ヶ咲
いい意味で侑ちゃんの出番がなかった
今までのアニメストーリーではメンバーの悩みを解決に導く中心人物は侑ちゃんでした。
実際にアイドル活動はしていないけど、ただ応援したい思いで活動を辞めようとしたり、勇気が持てない彼女たちにアイドル活動を続けるように、背中を押してきました。
歩夢ちゃん、せつ菜ちゃんなど、侑ちゃんがきっかけでアイドル活動を続けている人はたくさんいます。
しかし、8話ではしずくちゃんの悩みを解決に導いた功労者はかすみんとりなりーでした。
我々の写しである侑ちゃんとは言え、普通の同好会メンバーの1人です。
主人公補正を付けず、侑ちゃんに依存しなくてもメンバーの悩みをみんなで解決できる力があることを証明してくれたのは嬉しかったですね。
終わりに
今回はしずくちゃんが注目される回でしたが、1年生組が遊ぶ様子にほっこりしたり、「みんながしず子のことが嫌いでも私は好きだから!」カッコイイセリフを残してしずくちゃんの背中を押すかすみん、新たなスクフェス組の登場など、しずくちゃん以外のメンバーにも注目が集まる、そんなストーリーだったと思います。
そして先代μ'sの1期8話のオマージュ、これ初見で気づきませんでしたね。Twitterで話題になった後に気づきました。
スクフェス組の登場もそうですが、昔からラブライブを知っていた人に対してサービスをしながらも、虹ヶ咲キャラ1人1人を丁寧に深堀りするスタッフの皆様に毎週驚かされます。(いつもこれ言っている気がする.....)
あと同好会が侑ちゃんに依存していない証明をしてくれたのも個人的にポイント高いです。
よい‥
— ヒロ(・8・) (@hirosi258fa) 2020年11月21日
今回も素晴らしい話だった
#虹ヶ咲
今回も大満足です。
次回はいよいよ最後の一人、果林先輩回です。
タイトルも「仲間でライバル」虹ヶ咲スクールアイドル同好会のコンセプトになっている言葉をそのまま持ってきています。一種のタイトル回収です。
きっと2話のように同好会がどのような方向性に向かっていくのかわかる大切な回になりそうです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
次回も楽しんでいきましょう!
※前回7話「ハルカカナタ」感想はこちら※
※次回9話「仲間でライバル」感想はこちら※